Convilyn 使い方ガイド

データの取り扱いと保持

アップロードしたファイルがどう扱われ、どこで処理され、各データがどれだけ 保持されるか、そして何が AI の学習に使われる(使われない)かを説明します。 本ページの数値はすべて、現在の本番環境の実際の挙動です。

保持期間の一覧

データ保持期間備考
アップロードした入力ファイル約 1 時間クリーンアップ処理が 15 分ごとに実行されます。実行中のワークフローが使用中のファイルは完了まで保持され、その後削除されます。7 日間のストレージライフサイクルルールが最終的な安全網です。
出力ファイル(成果物)30 日生成されたスプレッドシート・文書・レポートなど。
ダウンロードリンク1 時間署名付き URL は期限切れになります。成果物が存在する限り、いつでも新しいリンクを再取得できます。
ワークフロー実行状態7 日エージェントの内部チェックポイント(中断した実行の再開用)は自動的に失効します。

ファイルを即時に削除する

自動クリーンアップを待つ必要はありません。API/SDK からは、ワークフロー 完了の瞬間にアップロードファイルのクラウドコピー(ストレージオブジェクトと メタデータレコード)を削除できます:

client.files.delete(file_id)          # Python SDK(async 版: await client.files.delete)

または DELETE /api/v1/files/{file_id} を直接呼び出します。ファイルを削除 できるのはアップロードした本人のみで、実行中のワークフローに使われている ファイルは、その実行が終了状態になるまで保護されます。

データはどこで処理されるか

ステップサービスとリージョン
ファイル保存とワークフロー実行AWS 東京(ap-northeast-1)
AI モデル推論AWS Bedrock バージニア北部(us-east-1)
OCR(画像/PDF の文字認識)Amazon Textract シンガポール(ap-southeast-1)

処理リージョンはプラットフォームのデプロイ単位の設定であり、現時点では リクエストごとに指定できません。特定のデータレジデンシー要件がある場合は お問い合わせください。

AI 学習について

  • モデル提供元があなたのデータで学習することはありません。 Convilyn は AWS Bedrock 経由で AI 推論を行います。Anthropic は Bedrock 経由で送信された 入力・出力をモデルの学習に使用せず、あなたのコンテンツがサードパーティ モデルの改善に使われることもありません。
  • API/SDK 顧客のコンテンツが Convilyn 自身のモデル開発に使われることは ありません。 API キーで開始されたすべての実行は作成時に発信元が記録され、 社内の学習データパイプラインから構造的に除外されます。この除外はコードで 強制されます(fail-closed: ファーストパーティの Web トラフィックと明示的に 記録されていないものはすべて除外)。ポリシー宣言だけに頼るものではありません。
  • ファーストパーティの Web アプリで実行されたジョブの内容は、マスキング (秘匿化)を施したうえで、ワークフロー品質の評価・改善に使われる場合があります。

暗号化とアクセス

ファイルは保存時(サーバーサイド暗号化)と転送時(TLS)の両方で暗号化 されます。ストレージキーはアカウントごとに名前空間が分離され、ファイルの 読み取り・削除はすべて所有権チェックを通過します。ID を推測しても他の アカウントのファイルにはアクセスできません。

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